「ウイングを流用したいけど、どうやって取り付けたらいいんかい」と考えている方へ。
この記事はCL7アコードユーロRにFD2シビック用の無限トランクスポイラーを流用した経過をまとめた内容の後編です。
前編の計画編では、車検対応とするためのサイズや取り付け位置について紹介しました。
というわけで後編にあたる取り付け編で、実際にトランクに穴を空けていく作業を画像つきで紹介していきます。
ウイング取り付け|CLアコード向けの作業と時間は
今回の作業手順をおおまかにまとめると以下のようになる。
- トランクの純正穴位置にドリルで穴あけ
- 開けた穴に防錆加工する
- 穴位置に合わせたステー加工をする
- ステーを両面テープとボルトで24時間固定する
- ステーにウイングを取り付ける
今回の取り付け事情では、まずトランクに穴を空けないとステーの加工ができなかったので、この順番となった。
作業の完了まで大体4時間ぐらいのイメージ(トランクに穴あけを初めてから、4のステー固定まで)。
ウイング取り付け|1.トランクに穴あけ
今回優先した事情が「トランク純正の穴位置に穴を空ける」こと。
気分が変わってアコードの純正ウイングや無限ウイングを付けたくなったときに、そのまま穴が使いまわせるからだ。
穴位置を決める
⇩のように初めから鉄板に丸い溝(穴空けガイド)がついている、ホンダにしては親切だな、頭でも打ったか?

と思っていたら左側は溝の位置がズレている。やはりホンダはこういうところでホンダホンダしてるんだよなぁ…。

トランク裏側からボルトを差すので、この後加工する白いステーの穴あけ位置に問題ないかを合わせながら…。

さらにボルトのワッシャーが問題なく収まる位置を考慮して…。

黒マジックでマーキングしておいた。効果があるかはわからないが養生テープを貼っている。
そしてウイングを付けた状態で穴空けの最終位置を決定する。

穴を空ける下準備する
トランク(鉄板)に穴を空けるときにドリル刃が滑らないように、ポンチで溝をつけよう。

ポンチの先端を穴位置に合わせてハンマーで強めに叩くだけ。

続いて鉄板の削りカスの対策に「スポンジ」と「受け皿」の処理をする。

ドリルで削る反対側にスポンジを貼ることで、鉄くずがスポンジに引っかかってくれる。

そして養生テープで削りカスが落ちる位置に受け皿を作っておくと、鋭い鉄くずが飛び散るのを防いでくれるというわけだ。

ドリルで穴を空ける
削りカス対策ができたら、まずは細いドリル刃(今回は2㎜から)で小さめの穴を空ける。

穴が空いたら徐々に太いドリル刃(4㎜→6㎜)に切り替えて穴を広げていくというわけだ。

ステーを固定するためのボルトがM5ボルトなので、今回は6㎜のドリル刃で最終仕上げとした。

この作業は「ステップドリル」や「タケノコドリル」と言われる刃を使った方が断然やりやすい。買っておけば良かったと後から後悔。予算に余裕があれば買った方が良き。
先ほどの削りカス対策のおかげで、4ヶ所の穴あけでこれだけの鉄くずが出た。やっておいて良かったよ。

何も対策していないと車体に刺さったりトランク内に落ちたり手を切ったりと全く良いことがないので、この作業は本当におすすめ。
ウイング取り付け|2.空けた穴に防錆加工
先ほど空けた穴をそのままにしておくと、鉄板の断面が錆びてしまう。
よってまずヤスリでバリを削って表面を整えて…。

タッチアップペンで塗装(1~2度重ね塗り)をしておくと錆びにくくなる。

ウイング取り付け|3.ステーにナットと両面テープの加工
今回の作業の肝はここ。
パチモンウイングのステー側の雌ネジ位置が合わないため、トランク穴に合わせて雌ネジを追加する加工が必要なんだ。
ステーを仮止めしてマーキングする
まずステーだけを、取り付け予定位置に養生テープなどで仮止めする。

そうしたら、トランクの穴からステー裏側にマジックなどで丸印でマーキングをする。

丸印をつけた場所がこの後ステー側にブラインドジャックナットを取り付ける穴となるわけだ。

ステー側に雌ネジ+両面テープを加工
マーキングした位置にブラインドジャックナットを取り付けて雌ネジを追加。

エーモンの強力両面テープでさらに補強。

このブラインドジャックナットの取り付け作業の詳細は前編で解説しているので、まだ見ていない方はこちらの記事をご覧いただきたい。
→リアスポイラー取り付け|流用でも車検対応_CL7アコードユーロR
ウイング取り付け|4.ステーだけをトランクへ取り付け
ワッシャーを挟みながらボルト位置が合うかを最終確認。

問題なければ両面テープの剝離紙を剥がしてステーをペタリ。
FD2シビック用なのでトランクのRが違って、両面テープの一部が浮いてしまっているね。

後から気づいたんだが、白ステーだけじゃなくて、黒いステー+ウイングも付けた状態で位置を合わせる→両面テープ接着、の方が良かったみたい。
やっぱり微妙にステーの角度がずれちゃっていたんだよね。

この状態で24時間放置する。もちろん両面テープの接着強度を上げるためだ。
この作業の翌日は仕事だったため、このままで出勤したら「コルベットの真似事かい?」と職場のおっちゃんにからかわれてしまった笑
確かにテールフィンに見えなくもない。

そしてちょうど良いことに、その日は雨が降ったので水漏れしていないかの確認ができた。

ステーとトランクの間に挟むと両面テープのすき間がもっと増えそうだったので、硬質ゴムのワッシャーはボルト側に付けたんだ。
「それ意味あんの?」と言われそうだが、とりあえず防水効果はあるようなのでこのまま使うことにする(元々水漏れしても問題ない位置に穴があるので)。
ウイング取り付け|5.ウイングをステーに取付
完了まで作業は残り僅か。
白いステーに黒いステー+ウイングを載せてボルト+ナット留めをする。
白ステーだけで接着してしまったから、ちょっと角度がズレている。まぁワッシャーを挟みながら調整したが。

ウイングの取付作業はこれで完了。

やっぱいいわぁ~このウイング。ギリ純正にありそうな佇まい。
夜ドライブしてコーヒー片手に愛車を眺めるだけでニヤニヤできそうだ笑

防水処理に気を遣わなくて済む分、JTCCっぽいウイングを付けるよりは手間もかからないしね。
さてさて今回のウイング流用編はこれにてお終い。
FD2シビック用無限リアトランクスポイラーの流用を考えている人の参考になれば幸いです。



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