「えっ??ワイパーゴムの交換してたらフロントガラスにヒビが入った?!」
そんなヤツおらんやろと思うだろうが、いるんだなこれが。
さて、雨が降りやすいシーズン前にワイパーゴムを交換する人もいるだろう。たった数百円のゴムを変えるだけで拭き残しや異音がなくなりストレスのない雨ドライブ生活を送ることができる非常にコスパの高いDIYである。
だが冒頭のような「うっかりミスでフロントガラス交換7万コース」を経験してしまっている人が実際にいるのである。そんなうっかり屋さんにならないためにも今回筆者が実施したCL7 アコードのワイパーゴム交換で注意点を見て行っていただけると幸いです。
ワイパーゴム交換|危険な方法とそのリスク
フロントガラスが割れてしまう事故に繋がる作業方法とは「ブレードを外した後のアームの養生をしない状態で作業すること」だ。起こしたワイパーアームがふとしたときに戻ってしまうと鉄製のアームの先端がガラスにあたり、ヒビを発生させてしまう。

筆者も純正のワイパーゴムを注文するたびに馴染みのディーラー整備士さんから口酸っぱく「ガラスが割れないように…」と注意喚起されている。ちなみに筆者のCL7 アコードだとフロントガラスの全交換で12万円ほどかかる。不注意で払うには高すぎる勉強代だ。

対処法はワイパーアームにタオルなどで養生すること
ではどうすれば安全かというと至ってシンプル、ワイパーアームを寝かせて先端があたる位置にタオルをぶ厚くして挟みこむだけ。

ワイパーアームにはスプリングが内蔵されているので、ちょっとした拍子で元の位置に戻ろうとしてしまう。ワイパーゴム交換作業時はアームは寝かせておく方が安全だろう。
ワイパーゴム交換|交換頻度や時期はどれぐらいで?

ワイパー関連でよく言われている交換頻度は以下の通り。
- ワイパーゴム…1年に1回
- ワイパーブレード…2年に1回
ワイパーゴムは上記の頻度で交換が望ましいと思うが、ブレードは「ゴムを交換したのに拭き残しを感じるとき」の交換で良いのではないだろうか。
筆者のCL7アコードユーロRの後期型はエアロワイパーで、見るからに数年はブレード換えてなさそうに見えるがゴム交換すれば十分すぎるぐらいキレイにビビり音も無しに拭けているようだ。なのでしばらくはゴム交換のみで行く予定だ。
ちなみにCL7アコードユーロR後期型の純正エアロワイパーブレードの品番は以下の通りだ。
交換の季節は梅雨前がおすすめ
理由は至って単純。1年で最もワイパーを使う時期に「ゴムが1番良い状態でキレイに雨を拭きあげる」状態にできるからだ。
よって筆者も6月初旬に換えることをルーティンとしている。
ワイパーゴム交換|ゴムの値段と作業費用
ゴムの交換が簡単といっても素手でやれば手は黒くなるし、作業中の手袋は必須。値段によっては整備士さんに任せてもいいと考える人もいるだろう。

そこで過去に筆者がホンダディーラーに任せたときの金額を紹介しておく。
こうしてみると工賃が1,210円だから車検時に任せてしまってもいい気がする。
ワイパーゴムだけ交換|CL7アコードユーロR後期型の交換方法・やり方は
ここからは実際に筆者が実施した作業の手順を画像つきで紹介していく。他の車種でも応用が効くところがあるだろうから参考になれば幸いである。
ワイパーアームを立てて養生をセットする

まずはブレードがついた状態で運転席側・助手席側どちらもワイパーアームを立てる。
この時点で養生をセットしておけば、万が一手元が狂っても安心である。
ワイパーアームからブレードを外す
ワイパーブレードを少し動かすとアーム先端の内側にツメがあるので、写真の向かって右側にツメを寄せるとロックが解除される。

そうしたらブレードを手前にスライドさせればブレード本体が外れる。

養生のうえにワイパーアームを寝かす
ワイパーアーム先端が勢いよくガラスに当たることが問題だ。よってアームを持ってゆっくりと養生の上に乗せてあげよう。古いタオルをアーム先端に巻き付けるだけでも大丈夫だ。

運転席側・助手席側を同じ要領で作業する。

ワイパーブレードからゴムを引き抜く
ゴムをブレードから取り外すときの位置が決まっている。今回のゴムには「Lock」の文字がついている側から取り外すようになっている

外すために強くゴリゴリするとブレードが傷むので、樹脂の内張外しでグリグリやってゴムのLock側を外したゴムを持って横に引き抜くだけ。


ワイパーゴムについていた金属レール(リテーナー)を新ゴムにセットする
ゴムを引き抜くと見慣れない金属の薄い板「リテーナー」が外れるだろう。これがいわばワイパーゴムの”背骨”であり、ガラスに正しくゴムを接触させるための役割を持っている。

このリテーナーは再利用するので、折れ曲がらないように置いておこう。
新しいワイパーゴムをブレードに取り付ける
まずは新しいゴムを袋から取り出して、リテーナーをゴムの溝にセットする

リテーナーが溝から外れないようにゴム+リテーナーを手で抑えながら「Lock表示がない側」をブレードの溝の中に差し込んでいく感じだ。

ブレードの内側にもゴムの溝を通すガイドがあるので、その位置を見ながらゆっくりと押していく。

ブレードの奥までゴムを押し込めたら、Lock表示側のゴムをブレードに対して押し込む。ブレード内のツメにLock溝がはまれば、ゴムがしっかり固定されゴムの取り付けは完了。


ワイパーアームを起こしてブレードを取り付ける

ゴム交換後、ワイパーアームにブレードごと取り付けるわけだが、養生はそのままにしておこう。万が一のためだ。

ブレードの真ん中の取り付け部分をアーム先端のU字型に押し込んでいけば、「カチッ」とツメがはまる音がする。

この作業を運転席側・助手席側で行う。


あとは養生を外して、ワイパーアームをゆっくりガラスの上に戻せば「ワイパーゴムの交換作業」は終了だ。

※フロントガラスに水をかけてテストする(余力があればでOK)
水を持ってこれる場所で作業しているならば、たっぷりと水をかけてからワイパーのテストをしておこう。ペットボトルで汲んできた水でもOK。
古いワイパーゴムを処分する
ワイパーゴム自体は可燃ごみで出せる地域が多いのではないだろうか。筆者の住まう自治体のクリーンセンターは「袋が破れないように輪っか状に丸めて可燃ごみでどうぞ」とのこと。

ワイパーゴム交換|DIYは簡単だが工賃も安めなので依頼もアリ
以上が「ワイパーゴムの交換作業」だ。DIYの難易度は低いしゴミの処分も困らないから誰でも取り組みやすい作業だとは思う。
だが先ほど挙げたようにホンダディーラー作業であってゴム交換2本で工賃1,210円(2024年時点で)だったので、車検のときなんかに合わせて依頼してしまってもいいと筆者は思う。もし作業する際は”必ずガラスに養生をして”臨んでほしい。
最後までご覧いただきありがとうございます。他にもDIYにまつわる記事を上げているので合わせてご覧いただけると幸いです。






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