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【車検】走行10万kmを超えたCL7アコードユーロRにかかった費用【10万キロ】

「日本車は丈夫だから10万km超えても問題ないんでしょ?」なんて話をよく耳にする。これはある意味では正しい。10万kmを超えてもすぐさま廃車になるようなことはない。

だが一方では「10万㎞超えたから乗り換えた」なんて話も耳にすることがある。ではなぜ10万kmが乗り換え目安になっているのか?

その理由は10万kmを迎える頃に「限界を迎える重要な部品」がたくさん出てきて、一気に交換する羽目になって費用がかさむというパターンが多いからだと思う。

『10万km超えたら車検費用めっちゃかかるって言われてん!もうあかん手放すわ!』とその車を降りるなんてシーンがSNSで飛び交うわけだ。

今回の記事では、走行距離10万kmを超えている2007年式のCL7アコードユーロRの車検取得にかかった費用と交換部品について紹介していく。これから車検を控えている人、CL7アコードユーロRの維持費を調べている人の参考になれば幸いです。

車検10万キロ|CL7アコードユーロRにかかった費用

結論の前にひとつ。筆者は予防整備だの+@の依頼まで追加しているので総額は高く見えると思う。よって筆者が支払った総額(①②ホンダディーラーで車検実施に必要な費用+③今回不適合で交換必須だった費用+④予防整備目的や自分から依頼した追加作業)らを分けて羅列していく。

支払い総額は433,603円

ではまず今回ホンダディーラーで車検整備を行った支払い総額は433,603円だ(夏のボーナスがががg)

とはいえこれは筆者の想定の範囲内。

クラッチオーバーオールは元々予定していた整備だし、リアガラスへの遮熱のプライバシーフィルム施工も自分で希望した内容だ。

余談だが、この車検費用に備えてA評価取れるように下期の仕事をがんばっておいたことで、この費用は全額ボーナスで賄うことができたんだ。

仕事のモチベーションをキープする要因にすることで半年間のパフォーマンスが保たれたんだ、えらいえらい。

①②ディーラー車検で必要な最低費用は105,700円

支払い総額から最低でも必要になる金額を抜き出すと105,700円

内訳は以下の通り。

自動車重量税37,800円(18年超過の加重税…)

自賠責保険17,650円

印紙代1,850円

↑ここまでがいわゆる「法定費用」。2007年式で車齢18年を超過している筆者のCL7アコードユーロRの法定費用は57,300円だ。ユーザー車検だろうが、整備工場での車検だろうが必ず発生する費用である。

24ヵ月定期点検28,600円

保安確認検査料9,900円

検査代行手数料9,900円

↑この辺が整備工場に依頼してかかってくる作業工賃のような存在で合計が48,400円(交換部品がゼロだとしても発生)。

ユーザー車検でこれら全てがゼロになるわけではないが、自分で実施することで多少は抑えられる費用だ。

知識・技術が十分でない筆者はユーザー車検はせず、馴染みのホンダディーラーに依頼している。ハッキリ言って48,400円でもコスパはめちゃくちゃいいと思う。

③不適合で交換必須だった費用は78,020円

続いて車検に通らない不良個所の部品交換と整備。

今回想定外してなかったのはスタビリンク交換と、ロアアームやタイロッドエンドのブーツ交換。

ブーツの割れは車検に通らないので交換が必須。特にスタビリンクは前後左右すべてアウトだったので部品代自体も嵩んだ。

ロアアームブーツ交換11,880円(部品代2,200円、工賃9,680円)

タイロッドエンドブーツ交換11,230円(部品代1,550円、工賃9,680円)

スタビリンク交換54,910円(部品代39,180円、工賃15,730円)

総計78,020円のうち、交換部品代の合計が42,930円、作業工賃の合計が35,090円だ。

内訳の通り、これらの作業が自分でできるなら工賃35,090円抑えられることになる。スタビリンク交換あたりは時間があればできなくもないって感じの作業だったので、いずれDIYにトライしてみたい。

④予防整備や自分から依頼した追加作業の費用は249,883円

ここからは交換推奨の油脂類や、車検には関係なくも自分の希望で追加した作業の金額を挙げていく。

スチーム洗浄7,150円・・・防錆塗装の下準備のため

下回り防錆塗装5,500円・・・降雪地帯ゆえの下回り錆対策

ブレーキフルードオイル交換10,037円(部品代5,197円、工賃4,840円)・・・車検ごとの予防整備

エアコンガスクリーニング8,800円・・・車検2回に1回の予防整備

ブレーキペダルスイッチストッパー交換1,408円(部品代198円、工賃1,210円)・・・樹脂部品が突然死してブレーキランプが付きっぱなしになる=バッテリー上がりを引き起こす悪魔の部品。これも予防整備。自分でできる作業だけど余りの猛暑に依頼してしまった。

発煙筒交換748円・・・期限切れのため交換(法的基準ではないが整備工場の規定で要交換になるケースあり)

ここまでで33,643円。ここからが大物。

走行距離105,000㎞のクラッチディスク

クラッチオーバーホール155,740円(部品代69,830円、工賃85,910円)・・・10万kmを超えたため予防整備

まだ使えそうなクラッチディスクだが、2年間冷や冷やしながら運転するぐらいならちょうどいい目安だと思う。

ちなみにクラッチ滑りのような症状は恐らく出ていない。

リアガラス断熱プライバシーフィルム施工60,500円・・・素ガラスからの卒業、というか夏場の後部座席暑すぎ問題の解消

大物だけの作業の合計が216,240円。フゥーハハハ、金がゴミのようだ!(泣)

車検10万キロ|予防整備で少しでも費用を抑えよう

もしも大物作業を加えなかったとしたら合計は216,240円で済んだわけだ。

だが正直これでも10万kmを超えた普通車の車検としては抑えている方だと思う。なぜなら交換が必要になりそうな部品をDIYでちょこちょこ交換しておいたからだ。

車検より前に交換しておくことで出費の分散を図る

というわけでA.10万㎞を迎える前にやっておいた予防整備B.交換時期だった消耗部品、それらの金額についてまとめていく。

A.オルタネーター交換25,000円

オルタネーターは7~10万km前後で突然死する重要部品だ。”突然死”という予兆がないくせに被害は「走行不能になる」というキラーマシン。

当時高速道路での日帰り出張を毎日していたため、心配になって走行距離9万kmほどのときに予防整備でDIY交換したんだ。

そのときの記事もあるので詳しい手順や経緯はこちらでご覧いただきたい。

もしホンダディーラーにお任せしていた場合の料金は『リビルドのオルタネーター交換』で62,700円(部品代52,800円、工賃9,900円)かかっていたところを、DIYで25,000円(リビルド品+工具)に抑えたんだ。

A.セルモーター交換26,354円

こちらも7~10万kmで交換が推奨される重要部品。

エンジンをかけたときに「ギャンッツ!!!」という激しく心臓に悪い音がなるのが不調のサイン。

走行距離9万5千kmほどでDIY交換した。こちらも別記事でまとめているので検討している方はこちらをご覧いただきたい。

A.イグニッションコイル交換19,800円

ダイレクトイグニッションコイルも予兆なく突然死する性質をもつ困った子だ。

走行距離10~15万kmか使用年数10年が交換の目安と言われている。

筆者の場合は走行距離102,740㎞の仕事帰りにエンジンをかけたら、不等長エキマニのボクサーサウンドのごとくドコドコ音をかき鳴らしてきたことで、4本のいずれかが寿命を迎えたことをお知らせされた。

4本まとめて交換するのがベターであり、4本の合計金額は19,800円。

B.スパークプラグ交換5,300円

もしプラグの交換履歴がわからないなら、上記のイグニッションコイルとセットで交換することを推奨されるスパークプラグ(筆者の使用したタイプは15,000~20,000㎞が交換目安)。

整備士さんいわく「イグニッションコイルを新品に変えたことで鈍っていた通電が元通り→息も絶え絶えだったプラグに元気な電流が流れ、プラグにトドメがさされる」とのこと。

84,000㎞でこの車両を購入して以来交換していなかったので「102,740㎞で交換ならちょうどいい目安だな」ということでセットで交換した。

イグニッションコイル+スパークプラグを一緒に交換したときの手順はこちらの記事で。

B.リアブレーキパッド交換5,300円

ブレーキパッドは厚みが残り2~3㎜でほぼ必須扱いで交換を推奨されるのだとか(制動力が出ていれば車検は通るらしい)。

筆者が交換したタイミングはパッドが残り4㎜ほどだったので、ちょうどいいタイミングだったと言える。

CL7アコードユーロRのリアブレーキパッド交換の手順はこちら

B.エアクリーナーフィルター交換2,470円

エアクリーナーのフィルター(エレメント)の交換目安は2~3年ごと、もしくは走行距離20,000~30,000㎞。

納車から20,000㎞経ち、無交換だったので変えておいた。実際は”汚れが溜まっているかどうか”が交換の判断基準だ。

嫁車のGP1フィットハイブリッドも嫁に作業させて交換している。そのときの様子はこちら

※前回の車検で予防整備交換した部品たち

前回車検が2024年。その時点で走行距離が97,000㎞を超えていたので、10万km前後で交換目安となる部品をいくつか交換している。そのときの部品代と工賃も挙げておくのでこれからの人は参考にしてほしい。

ウォーターポンプ(部品代17,853円、工賃6,050円)

★アイドルプーリー(部品代3,630円、工賃★合計で6,050円)

★オートテンショナー(部品代10,945円)

★ファンベルト(部品代5,390円)

★サーモスタット(部品代4,598円)

★クーラント(部品代7,150円)

クラッチマスターシリンダー(部品代11,990円、工賃12,100円)

クラッチフルードタンク(部品代1,749円、工賃2,420円)

クラッチスレーブシリンダー(部品代7,040円、工賃7,260円)

以上だ。

車検10万キロ|予防整備をしていなければ614,282円

というわけで10万kmでの寿命or推奨交換を一気にまとめてやろうとすると、1回の車検で61万円を超える金額になっていた可能性があるわけだ。

ハッキリ言って一般人には無理ゲーである。安全な走行とは無関係な遮熱フィルムを抜いても55万円だ。

予防整備でちょこちょこと交換していくことの重要性がわかる結果となった。

とはいえまとめて作業した方が工賃が都度かからずにお得な作業もあるので、その辺は下調べとDIYの工夫で金額を抑えることはある程度できるのも間違いない。

車検10万キロ|工賃を浮かすためのおすすめセット

一気にまとめて作業した方が都度工賃がかからずお得である作業は存在する。

筆者がここまで体験した中で「まとめてやった方がいい」いくつかの作業をまとめておく。

オルタネーター+セルモーター(ノックセンサー)

CL7アコードの場合は作業スペースが近いこともあり、取り外さないといけない部品たちが共通である。

筆者も次に交換をするときは間違いなくこの2つは一緒に作業するだろう。ちなみにノックセンサーも近い位置にいるのでセットで交換しておくとラク。

ファンベルト繋がり一式

ファンベルトでつながっている辺りの作業だ(オルタネーターもつながってはいる)。

アイドルプーリー、オートテンショナー、ウォーターポンプ、サーモスタット辺りがまとめるのが良さげ。予算に余裕があればエアコンコンプレッサーもセットで。

クラッチ回り一式

前回の車検では予算が不安だったためオーバーホールは実施を見送ったが、できればまとめた方が良さげだった。

クラッチディスク、プレッシャープレート、レリーズベアリング、レリーズフォーク、クラッチマスターシリンダー、クラッチフルードタンク、スレーブシリンダーあたりだ。

ちなみにCL7アコードはクラッチオーバーホールのためにエキゾーストのフロントパイプを脱着する必要があるので、パイプのガスケット費用も発生してしまう。

車検10万キロ|各部品の寿命と出費をコントロールするのは可能

ここまで読んでもらって「だいたい10万㎞を限度に」寿命を迎えてもおかしくない部品たちがあることに認識いただけたと思う。

これらは小分けにしていけば決して払えない金額ではない。ただまとめて押し寄せてくるとオーナーの財布の限界突破になることもある。

派手なカスタムだけがカーライフではない。

重要部品の交換をしっかりやっていくことで、出先で車が使えなくなるなどのトラブルを未然に防ぐことができるんだ。

友達、彼女との遊び、1人でのドライブ、旅行、すべてを安心して楽しく過ごしたいじゃないか。

この記事がこれからカーライフを歩んでいく人の助けになれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

他にDIYに関する記事をあげているので是非とも見ていってください。

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