「スマホの音楽を車で聴きたいけどトランスミッターは音質が…」
「USBメモリー対応に変えたいけどオーディオ交換は大変そう…」
純正のオーディオシステムに不満がありつつ、なかなか一歩踏み出せないのはやはりコスト面が大きいだろう。
特に筆者のように純正オーディオを気軽に交換できない車種(CL7アコードユーロR)だとなおさらだ。

ただ今回5,000円弱のパーツと少しの加工で「純正オーディオのまま高音質でBluetoothとUSBメモリー」を楽しめるカスタムができたので紹介していきたい。
カーオーディオ|USB対応でBluetooth接続もできるパーツ
「純正オーディオの後付けパーツでそんな便利なもんあるんかい?」と目を疑ったが、間違いなく存在した。
これは⇩ヤフオクやメルカリでよくみるパーツだ。だいたい5,000円前後で出品されていることが多い。

こんな小さなパーツだが、純正オーディオにカプラーでパチッと接続するだけで、USBでの音楽もBluetoothでの音楽もキレイな音で聴こえるようになるんだ。
そしてカプラー接続されることで「CDチェンジャー扱い」されて、純正オーディオのボタンで曲送りなどの操作ができるようになる。
カーオーディオ|USBスティックメモリーの音楽再生が楽
スティックメモリーに保存した音楽ファイルの再生もとても使い勝手がいい。

①純正オーディオのスキップボタンで「曲送り」ができる
②PCで作成したフォルダをDISC+/ーボタンでフォルダスキップができる
③MP3、WAV、WMAの音源が再生できる
④USBメモリー再生、CD再生、ラジオは純正オーディオのボタン一つで切り替えできる
⑤シャッフル再生はできない

パソコンさえあれば、聴きたい曲を数百曲以上いつでも簡単に入れ替えできるのが嬉しい。
カーオーディオ|BluetoothでYouTube再生も楽
Bluetooth接続できればスマホやタブレットの音もカーオーディオでキレイに鳴ってくれる。
もちろんYouTubeやサブスク動画サービスの音もだ。
①YouTubeの音と動画はタイムラグは無い
②純正オーディオのスキップボタンでYouTubeの「次の動画」が再生できる
③スマホがBluetoothオンならオーディオの電源オンで自動で接続される

スマホを触らなくても、純正オーディオのボタンで動画がスキップできたのには正直驚いた。
「次のおすすめ動画」がスキップボタンひとつでどんどん進めていけるので、長距離のドライブ中にラジオ代わりに聴いたりもできるのが嬉しい。
カーオーディオ|USB、Bluetoothレシーバーの取り付け
CL7アコードユーロRの純正オーディオに取り付けたときのポイントをまとめてみた。
車種が違っても応用できるところはあるはずなので、ぜひ最後まで見て行ってほしい。
純正オーディオ下のパネルを外す
内装パネルの外し方は今回割愛する。

オーディオ本体の底面が見える位置までパネルや小物入れを外していく。

オーディオ底面のカプラーを差すところを探す
狭いところなので、スマホを差し込んでカメラで撮ればカプラーを差す位置がわかる。

カプラーが差し込めることは確認しておくが、まだ差し込みはしない。
レシーバー本体を固定できてからカプラーを差し込もう。
USBメモリーを差し込んで音楽再生できるかチェック
レシーバーの位置を固定する前に動作チェック。
キーをACCまで回して⇩の赤枠内のLEDが光ったらUSBスティックメモリーを認識してくれた証だ。

USBメモリーもBluetoothも接続が確認できたので一旦キーをオフにしておく。
レシーバーの固定場所を決める
レシーバー本体の位置を決めるときに大事なのがUSBスティックメモリーの収まり具合だ。
抜き差しのしやすい場所に設置しておかないと、曲を入れ替えたいときめんどくさくなってしまう。
今回はフラップ扉がついた小物入れのなかに固定することにした。

スティックメモリーを差した状態でもフラップ扉が閉まることを確認できたら位置決めはOK。
小物入れにコードを通す穴を空ける
決め位置とコードの取り回しが決まったら、小物入れにカプラーが通せるサイズの穴を空けよう。

小物入れはプラスチックなので、ドリルで簡単に穴が空けられる。
ホールソーがなかったので、大き目のドリルで穴開けして後はヤスリでカプラーが通るサイズの穴を開けよう。
レシーバーを両面テープで固定

カプラーを穴から出したらレシーバーを小物入れのなかに両面テープで固定する。

車内は暑くなってテープ固定がゆるむので、エーモンの強力なタイプを貼っておいた。
純正オーディオにカプラーを差し込む
コードは長いので余裕で届くはずだ。

カチッと音がするまで差し込んでおく。
小物入れを固定し、パネルを取り付けていく
小物入れをボルト固定し、内装パネルを元通りに取り付けていけば完成だ。

純正ライクな見た目を崩さすなかなかいい収まり方になったと思う。
カーオーディオ|USBメモリーはリング付きの形状が便利
何度かUSBスティックメモリーを抜き差ししていてわかったことがある。
レシーバーから抜き取るのがとても固く、抜き取りにくいことだ。
そこで使ってみたのが、この⇩輪っかのついたUSBスティックメモリー。

人差し指を掛けて引っ張るだけで、かんたんに外せるのだ。

その上カラビナにも掛けられるから持ち運びも安心である。

よくある一般的なスティックタイプだと持ち運びで紛失が怖いし、見た目も普通だ。
シルバーの見た目も車のキーとマッチしてカッコいいのでおすすめ。
唯一のデメリット|LEDがまぶしい
5段階評価なら迷いなく★5をつけるこのレシーバーだが、1点だけデメリットがある。
LEDが眩しすぎるのだ。

幸い扉付きの小物入れのなかに固定できたから問題ないとはいえ、夜に扉を開けると「グワァァァァッ」って感じで目がやられる。
カー用品のLEDってなんでこんなに光量が強いんだろう…?
取り付けるときはLEDの眩しさが気にならない位置に固定しよう。
カーオーディオ|USB+Bluetooth化のために使ったもの
・レシーバー

→ヤフオク、メルカリ、またはアリエクスプレス辺りで入手可能。現状Amazonや楽天で販売されているところは見つけられなかった。
→プラスチックの穴あけなので安い木工用でも問題なし。
→車内は高温になるためなるべく耐久性の高いものを。
→リング形状のものがとても便利。
以上、あなたの快適なカーライフの参考になれば幸いだ。
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