「センターキャップがないとハブが見えて嫌だなぁ」
「純正のセンターキャップ高すぎて買えん…」
ヤフオクやメルカリで仕入れた中古のホイールはセンターキャップが付いていないことが多いからだ。
実は自分もヤフオクで落札したraysのホイール「CE28」にもセンターキャップがついていなかった。
純正センターキャップが買えない筆者が、Amazonで購入した格安の汎用品センターキャップを微調整して取り付けた内容をまとめていこうと思う。
raysのホイールに限らずセンターキャップを安く後付けするときの参考になると思うので、ぜひ最後まで見ていって欲しい。
rays CE28,TE37などのセンターキャップは別売り
raysのボルクレーシングのようなスポーツ走行向けホイールはセンターキャップレスで販売されていることが多い。
ガチでサーキットを走るためならセンターキャップが付いていないといけない理由もないので、当然と言えば当然である。
そもそもホイール自体が高いし、スポーツ車に取り付ける人が多いこともあって中古品で出回るボルクレーシングはセンターキャップがついていない出品が多いように感じる。
rays純正のセンターキャップは金額が高い
じゃあドレスアップ目的なら「rays純正のセンターキャップを買えばいいじゃん?」と思うだろうが、実はこれがめちゃくちゃ高い。
センターキャップ1個が6,500円。なんと4個で26,000円!である。
せっかく中古品で安く仕入れて「CE28ゲットだぜ!」と思っていたら、新品のセンターキャップの金額を見て愕然とするのだ。
「アカン、高すぎるからセンターキャップはあきらめよ…」と意気消沈する人が多く、結果としてセンターキャップ自体もヤフオクにも出回らないという八方ふさがりの状態になってしまう現状になっている。
CE28にも互換性のあるセンターキャップはAmazonで売っている
そこでいつの世も金欠病の車好きを救ってくれるのが我らのAmazon様だ。
「センターキャップ」と検索するだけで山ほどヒットするので、ピッタリサイズとはいかなくても近いサイズのものは見つかると思う。
バリエーションはめちゃくちゃ豊富
サイズだけじゃなくて、カラーやデザインもめちゃくちゃ豊富。
先ほど挙げたボルクレーシングの金額事情のおかげか、あきらかにボルクレーシングへの適合を考えたデザインのキャップがいっぱいある。
今回は筆者もこのバリエーションの中から自分好みのデザインのものを選んでみた。
選んだのはブラックのセンターキャップ。
ボア径60mmのセンターキャップはCE28に合う?
さて見た目の好みも大事だが、一番大事なのはやはり「取り付けできるのか?」である。
み〇カラやAmazonのレビューなどで情報収集していると「CE28″N”に付きました」なんて報告も上がっているが、今の筆者のホイールは「CE28」だ。
ちょっと古い型なので、センターキャップ取り付け部の内径が「CE28″N”」と同じとは限らない。
CE28の内径は60㎜
なのでノギスを使ってホイールのセンターを測ってみると内径が約60㎜。
汎用品センターキャップのボア径(爪の部分)も60㎜。
おぉぉ、ピッタリだ。
Amazonレビューに「CE28”N”はすき間があったので両面テープ使いました」とあったが、若干誤差があるのかもしれない。
結局すき間ができてそのままでは取り付け不可
というわけで購入したものをCE28に付けてみたが、すき間があってカタカタ動く。
もしや、と思ってセンターキャップのボア径を測ってみたら「59㎜」の表示・・・。
やはり汎用品。すんなりとは行かないようだ。
今回もDIYの出番である。
両面テープでセンターキャップがはまるようにした
要はセンターキャップが走行中に外れなければいいのだ。
ただしタイヤ履き替えのときに外せないとバランス調整ができないので、後々の脱着も視野に入れなければいけない。
そこでチョイスしたのは「エアロ対応の両面テープ」だ。
夏の高温でも対応できるから外れないだろうし、粘着テープなので外すときはドライヤーで温めれば外せる。
これを爪の部分に取り付けていく。
両面テープでしっかり固定 高速道路も問題なし
ホイールを裏側から見るとはみ出した両面テープが見えるが、もちろん見える場所ではない。
表からは両面テープの白い部分はまったく見えないので、知らない人が見たら純正でついているキャップに見えるだろう。
肝心の固定具合だが、高速道路で150㎞ほど走行してみたがまったく動く様子もなかった。
センターキャップはあった方が引き締まって見える
人の好みによるのだろうが、自分はセンターキャップを付けたときの方が見た目は好みだった。
「キャップレスの方がスパルタンでええやん」という意見も理解できなくはないが、自分は街乗りメインなので見た目重視なんだ。
以前CF3アコードのときも無限のMF8鍛造アルミホイール(ブロンズ)に黒ナットをつけていたが、見た目の好みがドンピシャ。
今回も縁あってCE28が手元に来たのでブロンズ(汚いが)に黒ナットをチョイス。
さらにキャップのカラーまでマッチしてくれたので見た目の満足度はとても高いものになった。
DIYした費用は全部で2,100円
汎用品のセンターキャップが1,690円(5個入り)。
エーモンの両面テープが398円。
合わせてたったの2,088円だ。
raysの純正センターキャップは1個で6,500円。
純正の見た目にこだわらなければ破格のコスパと言える。
純正へのこだわりがなければ、汎用品で取り付けてみてはいかがだろうか。
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