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オイル交換の費用|自分でDIYするとどれぐらい安いのか?

「オイル交換ぐらい自分でやってるよ」という人が身の回りに減ってきたように思える今日この頃。

そもそもどれぐらいの金額差があるのか?自分でDIYするときの労力はどれぐらいなのか?を考えたことはないでしょうか?

この記事では今までディーラーに依頼していたオイル交換やオイルフィルター交換が、DIYすることにより「どれぐらい安上がりに済むのか」を紹介します。

CL7アコードユーロRに乗る筆者はここ1~2年で完全にDIYに切り替えましたが、この作業に当たって節約できた金額と作業感について挙げていきます。これからオイル交換をやってみようと検討中の方への助けになれば幸いです。

オイル交換|自分でするとどれぐらい安い?

結論から言うと1回あたり「オイル交換のみで3,977円節約」「オイル+フィルター交換だと7,010円節約」という結果となりました。

※印は作業のために必須の工具購入分

いやー、結構インパクトのある差額となりましたね。

ホンダディーラー依頼時の明細

そもそもエンジンオイルの銘柄が違うわけですが、筆者が購入したMOTULのH-TECH_5w-30は20L缶で買うと18,000円ほどであり、1Lあたり900円です。ディーラーではHONDA MILD SP 0w-20を入れていましたが、こちらのオイルは1Lあたり1,627円かかっていました。

BASICランクのオイルとはいえ流石にMOTUL製。品質はまったく問題なく、10万Kmを超えたK20Aエンジンですが、エンジンオイル交換を半年スパンでしてきた今日も快調に回ってくれています。

ちなみにオイルフィルターやドレンパッキン、初回に購入した必須工具たちもホムセンやAmazonの安めのものです。工具は一度買ってしまえば何度も使うものですが、それを足しても初回金額の時点でディーラー作業よりかなり安くオイル交換できることがわかります。

ですが、作業工賃がかかっていないことを考えればDIYの方が安くて当然です。

問題は「DIYの作業負担と工賃を払うこと」を天秤にかけたときに、工賃を払ってもいいと思うかどうかです。

オイル交換|目安とおすすめの季節

オイル交換の頻度は「半年、または5000㎞に1度」などと言われますが、もし「半年に一度」を採用するなら、外気温が楽な月を狙って1年間から2回の月を決めましょう。

この作業時の気温さえ快適であれば、今後も自分でオイル交換すべき、と筆者は結論づけました。オイル交換2回につき、フィルター交換も行うことを考えると年間で1万円ほど節約できます。満タン給油1回分と考えるとかなり大きいです。

灼熱の6月中旬時の作業。おすすめしない季節です。

筆者は仕事の繁忙期と気温のバランスから、4月と10月をオイル交換のタイミングとするルーティンとしました。お住まいの地域によっては5月、11月でもいいでしょう。いずれにせよ暑すぎるとき寒すぎるときは避けるのが無難。

1回だけ蒸し暑い6月の半ばにオイル交換を行ったときは、顔から垂れた汗がエンジンオイルに混入しそうになりヒヤッとしたものです。12月に作業したときはコンクリートからの冷えが背中に伝わってきて鼻水垂らしながらの苦行でした。

オイル交換|DIYに必要な道具と費用

では自分でDIYのオイル交換にあたり必ず必要な道具は何なのか?

購入先と金額を下記にまとめました。該当のホムセンが付近にない方に向けてAmazon/楽天の類似品も貼っておきます。

1.オイルジョッキ_5L

ジョッキはホムセン等の安いのでも十分

オートアールズにて1,000円で購入。

ノズルと目盛りが付いていれば安いもので問題なし。

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100ml単位を測るときは100均の計量カップが便利。

2.オイルトレー(または廃油パック)

アストロプロダクツのオイルトレー

アストロプロダクツにて631円で購入。

エンジンから流れ出るオイルを廃油パックで直接受け止めるなら不要かも。

廃油パックはカインズが最安値?

カインズの廃油パックが4.5L用で廃油量ギリギリだったこともあり、心配になった筆者はトレーを購入した。

廃油パックの最安値はカインズの4.5L用が248円。筆者の身近で手に入れられる範囲内で最安値だった。モノタロウよりヨドバシよりも安い。

3.ドレンパッキン

ドレンパッキンを再利用するとオイル漏れの恐れあり

Amazonで420円で購入(10枚入り)。

これもちゃんとサイズが適合する車用のものを選べば無問題。ホムセンで適当なワッシャーを買うとオイルが漏れるのでやめましょう。

続いてフィルター交換をする場合の必要な道具はこちら。

4.オイルフィルター(エレメント)

左がホンダ純正、右がAmazonの安いフィルター

Amazonで930円で購入。

マイカーに適合しているものであればこちらも安いもので問題なし。

オイルフィルター HO-2 オイルエレメント
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5.フィルターカップレンチ

アストロプロダクツで2,036円で購入。

フィルターのサイズに適合しているものを選びましょう。CL7アコードユーロRは64㎝のフィルター。

これは正直な話、使い勝手の良いものを使ってみたい欲がある。購入したものはフィルターにしっかり嚙み合ってくれるんだけど、噛みあい過ぎてフィルターを外すのが手間だった。

オイル交換|DIYの手順_CL7アコードユーロRの場合

ここからは実際に筆者のCL7アコードユーロRで行ったオイル+フィルター交換の作業手順を紹介していきます。

CL型のアコード(K20A)は意味のわからん位置にフィルターが付いているため、フィルターを外すとドライブシャフトにオイルがかかってしまうという謎仕様なのですが、先人の知恵を借りてドラシャにオイルが付かない手法で作業しています。参考にしてみてください。

必要な部品が揃っているか確認する

ドレンパッキンを買い忘れていないか

オイルフィラーキャップを外す

固着して外せなければオイル交換は中止。エンジンオイルを抜いてしまったら走行できなくなってしまう。…いやいや当たり前やろ?って思うかもしれませんが、「上から新オイルを注げない状態でオイルを抜いてしまった」そんなギャグみたいな状態で入庫する車がそれなりの頻度でいるとディーラーのメカニックが言うてます。人間はミスする生き物ですから、慢心せずにまずはオイルフィラーキャップが外れるか必ず確かめましょう。

フロントをジャッキアップする

タイヤ外径が大きな車でもない限り、車体の底に潜りこむのは厳しい。よってジャッキアップが必要。

ジャッキアップしたらウマをかける、これゼッタイ。

※フロント運転席側のタイヤを外す

オイルのみ交換時はしなくてもOK。CL7アコードはフィルター交換のときはタイヤを外した方が作業がしやすいです。

青いのがオイルフィルター、断然タイヤ外した方が見えやすい

フィルターがどの位置についているかは車種によって全然違うので、ラクに作業できる位置についていることを願いましょう。CL7アコードは「下の上」ってぐらいでしょうか。

車体の下に段ボールとオイルトレーをセットする

オイルトレー(もしくは廃油パック)の下には段ボールを引いておこう。オイルを地面にこぼすと後始末が面倒くさいので必須だ。

ボルトを抜くと結構勢い良くオイルが出てくる

こんな感じで出てくるオイルの垂れ具合をイメージしてセッティング。

ドレンボルトを緩めてオイルを抜く

CL7アコードのオイルパンには「ENGINE OIL」の表記がついていて、ゆるめるボルトがわかりやすい。

このボルトをメガネレンチで緩める。長めのレンチがおすすめです。底に潜りながら仰向けの状態では人間のパワーの半分も出せないので道具の力を借りよう。

どうしたって手にオイルがかかるのでニトリル手袋も必須かも

ドレンボルトがレンチで緩んだら、手で回しつつ外す瞬間にドバっと出るオイルに注意しよう。どんなに気を付けても手が汚れるのでニトリル手袋はしていた方がいいと思う。

ドレンボルトを清掃し、ドレンパッキンを交換する

ドレンボルトは再度使用するため、パーツクリーナーで清掃。ネジ山に鉄粉や砂などの異物が付着したままボルトを締めると最悪オイルパン側のネジ山がイカレてしまいオイル漏れを引き起こす可能性がある。

オイルが抜けたらドレンボルトを取り付ける

オイルが抜けきったらオイルパン側も清掃し、ドレンボルトを取り付け、最後はトルクレンチ(40N・m)で締め付ける。

トルクレンチ使用が推奨だが、無い場合はドレンパッキンがつぶれた感じまで締める。オイル漏れも嫌だが締めつけすぎてオイルパン交換なんてことになった方が大問題だ。くれぐれも締めすぎないように。

※オイルフィルター根元にマスカーテープを取り付ける

左_マスキングテープつきビニール 右_養生テープ

この作業はK20Aエンジンのアコードに限った作業です。

ビニールの下にある錆びた棒がドライブシャフト。絶対オイルかかるやんホンダさん

この青いオイルフィルターを外すと漏れたオイルがドライブシャフトにかかってしまう。そこでフィルターの根元に塗装用のマスカーテープを貼り付け、ポリシートを介してオイルが流れるようにするのだ。

マスカーのマスキングテープだけでは粘着が弱くて剝がれてしまうので、養生テープで補強しておくとなお良し。

マスカーが風でひらひらするので、廃油パックの内側に養生テープで止めておくとGOOD

垂直に垂らしているところは縦半分に折り目をつけておくと、写真のようにビニールの谷部分にのみ流れてくれて非常に具合が良い。

オイルフィルターをカップレンチで外す

フィルターを緩めるとマスカーをたどってオイルが流れ落ちてくれる

フィルターカップレンチを使い、フィルターを緩める。

すき間が空いた瞬間にオイルが漏れてくる。オイルトレーか廃油パックを下に置くのを忘れずに。ドレンボルトからのオイルが抜けきっていても、そこそこの量が漏れてくるので注意。

こんな風に上向きにしないとフィルター内のオイルが出てくる

ちなみにオイルフィルターが下向きに付けられているのであれば、⇩このようなアイデア工具を使えばフィルターから漏れ出るオイルも難なく受け止めることができます。こういうの使いたかった…。

オイルフィルターのゴムパッキンに新オイルを塗布する

新しいオイルを使い、指でゴムパッキンにぬりぬりする。フィルターを取り付ける際にゴムパッキンがねじれてオイル漏れすることを防止することが目的。

オイルフィルターを取り付ける+清掃

手締めのあとにレンチと接続して3/4回転締める

オイルが抜けきっていたらウエスなどで取り付け面を清掃し、フィルターを取り付ける。まずは手で止まるところまで締める。ちゃんとフィルターの根元らへんをキレイにしておかないと、この後のオイル漏れチェックがしにくくなる。

その後カップとレンチを繋げて「手締めで止まった位置から3/4回転締める」。

感覚がわかりにくければ、まず手締め後のフィルター6時の位置にマジック等でマーキング。そしてレンチで締めて、マーキングが3時の位置に来たらOK、ということだ。

規定量のオイルをジョッキに注ぐ

「ドレンボルトを取り付ける」「オイルフィルターを取り付ける」がどちらも済んでいれば、新オイルをジョッキに注ごう。

オイルジョッキに車両のメンテナンス説明書にある規定量のオイルを入れる。CL7アコードユーロRは「フィルター交換時は4.4L」とあるので、大体写真の位置ぐらいになる。

ペール缶からドバっと多めに出てしまったのであれば、先ほどの計量カップに少し戻しておく。

オイルをエンジンに注ぎ入れる

付近にこぼさないようにウエスや古タオルで保護して注ごう

まずは規定量を注ぐ。初めから多めに入れてしまうと抜くのが大変なので、まずは規定量から。

オイルゲージで基準値に達しているか確認

オイルレベルゲージを引き抜き、ふたつの穴の間にオイルが来ていれば分量は問題なし。

※足りなければ、小出しでオイルを注ぐ

ここでも100均の計量カップが活躍してくれる。何度も言うが抜くのは大変なので、オイルが足りないときは小出し小出しで入れよう。

エンジンをかけてオイル漏れがないか確認する

漏れてないようだ。GJ

エンジンをかけたら1~2分アイドリングして、ドレンボルト周辺とフィルター周辺からオイルがにじんできていないかチェックしましょう。

※フロントタイヤを取り付けジャッキダウン

フロントタイヤを外した人はタイヤを取り付けて→ジャッキダウン→ホイールナットのトルク締め、で車両側の作業は完了だ。

廃油パックの後処理をする

カインズの廃油パックはビニール袋とじ用の結束バンドが付属しています。廃油をパックに入れた後に袋を結束したら、可燃物で捨てられます。

※オイルフィルターはそのままでは自治体の回収に出せないので、自身で分解し【フィルターの外観→金属ゴミ】【フィルター→可燃物】で捨てるか、馴染みの整備工場で引き取ってもらうか、引き取り対応してくれるカー用品店を使うか(フィルターをそこで購入してレシートを提示する必要あり)です。

オイル交換|過ごしやすい季節にできるならDIYはおすすめ

オイル交換のみなら全体の作業時間は30分程度というところだった。ジャッキアップせずともスロープだけで車体に潜り込める車種なら15分ぐらいで済ませられるかもしれない。

ただいずれにせよ、過ごしやすい気温の時期に作業できる環境を整備できるかがDIYすべきかどうかの基準だとは思う。巷で言われる「自分で作業するから愛着が沸く」とか「車体底を見るから不良箇所に気づきやすい」なんてのはメンテナンスの経験値が相当貯まっている人の言い分だと筆者は思う。結局コスパに見合うかどうかが万人共通のメリットなので、こういったガチャガチャする作業がめんどくさいなら整備工場に依頼するのが無難だろう。

筆者は「やってみてよかった」し「これからもDIYする」と思えたが、嫁にやらせようとは思わないし、友人におススメもしない。ただ工賃の重みを理解するためにも、一度は経験してみる価値はある作業だと今でも考えている。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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