〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

車の傘の収納|スッキリ見せるアイデア

「傘の置き場所がしっくりこない」

マイカーを所有してからずっと悩んでいた傘の置き場所。

運転席の横?

もしく裏側?

どれも見た目も使い勝手もイマイチよくない。

そして試行錯誤してたどり着いた答えがこれ。

傘ホルダーを使ったトランク収納だ。

これを選んだ理由と、DIYの手順を紹介するので、同じように傘置き場に悩んでいる人はぜひ最後まで見ていってほしい。

車の”傘”収納|アイデアはメルセデスベンツから

アイデアを得たのはこの写真からだ。

ひと昔の前のメルセデスベンツのトランクには「三角表示板」が取り付けられているんだ。

これなら高速道路で停車してしまったときに、トランクを開ければ後続車から気づいてもらいやすい。

つまり「セダンのトランクってここにフックつければ、傘の収納スペースになるじゃん!?」と気づいたのだ。

そしてせっかくだから傘だけじゃなくて、トランク内に転がっているLEDの赤色誘導灯も取り付けて、ベンツっぽく安全性を向上しようと模索してみたわけである。

車の”傘”収納|アマゾンで傘ホルダー_クリップなるものを発見

車_傘_収納、なんていうワードで検索しているときに目に留まったのがこちら。

「車のトランク取り付けブラケット傘ホルダー クリップ フック」というもの。

要は左右2ヵ所にこの傘ホルダーを固定し、そこに傘を収納してしまおうってコンセプトの商品である。

傘ホルダーのほかに「ナット」「穴あけ位置シール」「説明書」が同封されていた。

説明書は中国語だが、画像がメインなので手順は理解できる。

海外発送だったのか、1週間ほどで無事届いてくれた。

車の”傘”収納|セダンのトランクへの取り付け手順

ここから筆者のマイカーであるアコードユーロR(セダン)に傘ホルダーを取り付けたときの様子を紹介していく。

使用した工具は、内張に穴を空ける「ドリル」、ナットを締める「7㎜のソケット」「プラスドライバー」「車の内張はがし」のみ。

傘の位置合わせをする

傘やLED誘導灯の取り付け場所を位置決めする。

ホルダーを取り付ける位置がイメージできたら、穴を空ける位置の内側に障害物がないかもチェックしておく。

ボルトとナットで固定するため、内張のなかと干渉しない位置にしないといけないんだ。

トランクの内張を外していく

アコードユーロRのトランクの内側を外すには、プラスドライバーで外すリベットが3か所。

ドライバーで緩めたら内張はがしで皿ごと抜きとる。

さらに内張はがしで外すタイプのリベットが下に4ヵ所と左右の側面に1ヵ所ずつ。

これは引っ掛けて抜くだけ。

最後にゴムのバーみたいな形のものが2ヵ所。

左右それぞれを矢印の方向に動かしてから引くと外れる。

これで内張を取り外すことができた。

あと一応トランクを閉めるときのハンドルも外れるが、付けたままでいい。

このあと内張を戻すときに始めに引っ掛ける箇所になるからだ。

内張の穴をあける位置にシールを貼る

次は内張に穴をあける位置を確定させる。

まず傘と誘導灯を傘ホルダーにセットして位置決め。

そして傘ホルダーの位置に付属のシールを貼り付けたら穴あけ準備は完了。

ドリルで内張に穴をあける

シールに書かれている穴あけ位置にドリルで3ヵ所穴をあける。

「直径3.0~4㎜」のガイドに従って、まずは3.0mmで穴をあけてみたが小さすぎてボルトが通らなかった。

ボルトの径は3.5㎜ぐらいありそうなので、もう少し大き目がよかったみたいだ。

今回はドライバーでぐりぐり穴を拡大して調整する。

傘ホルダーを内張に固定する

先ほどの穴に傘ホルダーのボルトを通して、裏側からナットで3ヵ所を固定する。

7㎜ソケットで締められる。

トランクパネル側にクッションを貼る

ナットの出っ張っているのでトランクにキズつきそうだ。

なのでナットが当たりそうなところにクッション材を貼っておくことにする。

貼ったときの写真でなくて申し訳ないが、このシールの位置に5㎜厚ぐらいのウレタンクッションを貼っておいた。

内張を取り付ける

内張をトランクにもどして、先ほどのクッションがしっかりと働いてくれていればOK。

すべてのクリップやゴムを取りつけて作業は完了だ。

傘と誘導灯をセットしたあと数日間チェックしてみたが、異音も起きないし問題なさそうだ。

もし高速道路で走行不能になってしまったら「発煙筒」+「三角表示板」+「ハザードランプ」+「誘導灯」の4重対策になるので、かなり目立ちそう。

追突されないための手数が増えたのではないだろうか(自己満)。

車の”傘”収納|純正チックにデッドスペースが活かせて大満足

トランクを開閉しても問題なし

今回のDIYはとても満足度の高いものになった。

まず「今まで収納スペースではなかったトランク裏を活用できたこと」

さらに「置き場所が決まってなかったものに専用スペースができたこと」

そして「純正でもおかしくなさそうな見た目に収まったこと」だ。

別のクルマでもデッドスペースを有効活用できそうなアイデアなので、傘の収納スペースに困っている人は参考にしてみてほしい。

※追記

ボロボロの傘を使ってたので、これを機に新しい傘を購入してみた。

持ち手がストレートな「ゴルフ傘」にすることでよりスッキリした見た目になったと思う。

今回購入した傘ホルダーはこちら

コメント